ダイエットコーラは結局効果がないということですね。
人口甘味料とはかくも怖いものだったとは知りませんでした。
今回の研究では肉と揚げ物は明確にメタボと関係があることが分かりましたから心してください。乳製品はメタボ予防になりそうです。予想通りと言うべきか、全粒穀類(精白も含めて)、フルーツ、野菜、ナッツ、コーヒー、加糖ドリンクはメタボには直接関係するようなことはありませんでした。
砂糖の入ったコーヒー!ソーダなどの炭酸系飲料!
これらはすぐに飲むのをやめなくてはなりませんね。
ついでにお肉とてんぷら、フライなどの揚げ物も要注意です。
でもこれは止められそうにないので、量を少なくするしかないですね。
ダイエットコーラがメタボを招く!?
糖尿病やメタボになりたくないからカロリーゼロのダイエットソーダにするのですよね。でもこの記事を読んだら、グラスの中身を流しに捨ててしまうかもしれません。4年前に「人口甘味料で肥満になるなんて!」というCloseUp!記事で同じ問題を取り上げましたが、今度はメタボを招く食事の研究から同じような問題が浮かび上がりました。[Circulation 2008,Jan.22]
メタボ予防実験の意外な結果
メタボ予防のためには低カロリーのヘルシー食が大切なのはご存知ですね。でも、どんな食事でメタボになりやすくなるのかは具体的には分かりませんでした。そこでアメリカのミネソタ大学とノースカロライナ大学の公衆衛生学の研究者達が、動脈硬化症の前向き調査のために集められていた9,514人(45〜64歳)の別のデータからメタボと食生活の関連を分析してみました。
元になったデータは食事と動脈硬化の関係を調べるものでしたから広範囲にわたる食品の摂取がチェックされています。
9,514人を9年間追跡調査をしたところ、3,782人がメタボリックシンドロームになっていました。そしてメタボになりやすい生活因子としては、喫煙、運動不足、食べ過ぎ、西洋風の食生活などが挙げられています。
一方、メタボに影響する食品として、肉、乳製品、フルーツ、野菜、精白穀類、全粒穀類などを検討したところ、肉をたくさん食べる人はメタボになるリスクが25%高くなることが分かりました。ファストフードのようなフライものとまっ白いパンやお菓子を好む「西洋型の食生活」はメタボのリスクを18%高めます。
ところが驚いたことに、一日1缶以上のダイエットソーダを飲むとメタボになるリスクが34%も高くなったというのです。これはビックリですね。
飲むから太るのか? 太っているから飲むのか?
研究者達はその答えを将来の研究にゆだねるとしています。疫学研究ではよく「因果の逆転」と呼ぶ現象が起るので、原因と結果が逆になってしまう可能性が残ります。この場合でもダイエットソーダを飲むからメタボになるのか、そもそも太り過ぎを気にしてダイエットコーラを愛用しているグループが結局メタボに進行するのかは完全には証明できません。
あくまでも仮定ですが、カロリーゼロの人口甘味料には未知のインスリン抵抗性を高める物質があるのかも知れません。あるいはダイエットソーダにしていることがエクササイズの手抜きの言い訳になっていることも考えられます。
「人口甘味料で肥満になるなんて!」では、自然界にないカロリーゼロの人口甘味料がヒトや動物の摂食行動を混乱させている可能性を考えました。先進国のみならず発展途上国でも肥満や糖尿病が社会問題になっていますからその心配も大いにあります。
今回の研究では肉と揚げ物は明確にメタボと関係があることが分かりましたから心してください。乳製品はメタボ予防になりそうです。予想通りと言うべきか、全粒穀類(精白も含めて)、フルーツ、野菜、ナッツ、コーヒー、加糖ドリンクはメタボには直接関係するようなことはありませんでした。
さあ、ダイエットコーラをやめて砂糖入りのレギュラーコーヒーにしますか?糖尿病のある人はそうもいきませんよね。論文の研究者達は管理栄養士ですからソフトドリンクではなく、冷たい水、日本茶、紅茶にするように勧めていますが……。
